和菓子フィーバー

妊娠後期になって、いつも以上に甘いものへの情熱が高まっている。
しかも、ケーキなどの洋菓子ではなく、和菓子。
ふだんほとんど食に興味のない私が
ブログにこんなエントリを書くぐらいだから、よっぽどのことである。

さて、夏になると、絶対に食べたくなってお取り寄せしてしまうのが
菓子舗・間瀬の夏季限定「水まんじゅう」。



以前、取材で訪れた修善寺の高級旅館「あさば」で、
お着きのお菓子として供されたのが、この水まんじゅうだった。
本葛を使ったつるりとした食感と、あまりに上品なこし餡の味わいがたまらない逸品。
間瀬の楽天ショップでも買える（6個入り／840円）けれど、
ちょっと見栄えが頼りないので、
贈答品にするなら、三越のオンラインショップにあるお中元セットがおすすめ。

そしてもう一つ。
子供の頃から大好きなのが「のし梅」。



山形の名産で、おじいちゃんの好物だった。
粘り気のあるゼリー状のお菓子で、梅のあまずっぱい風味がたまらなくうまい。
子供のころは、これを畳一枚ぶん食べたい、とよく思った。

ところでのし梅は、もともとは薬として中国から伝わったらしい。
山形城主の御典医（ごてんい）だった小林玄端が長崎での遊学中、
中国人から梅を原料とする秘薬の製法を伝授され、
気付け薬として作ったのがはじまりと伝えられている、とのこと。
詳しくはこちら。

ほかにも食べたいお菓子はたくさんあるけど、
今日のところはこれにて。

ちなみに臨月は、胎児の膵臓が発達する時期らしく、
この時期に母体が太ると、赤ちゃんのインシュリン分泌に影響して
子供が将来、肥満児になる確率が高まる……という怖い記述を見つけてしまった。

食べ過ぎないように気をつけよう。